Lightingの設定をしてみよう!
Lightingは、その名前の通り、ゲーム内の光や明るさ、影、時間帯などを設定するためのサービスです。
Lightingを調整することで、昼・夜・夕方などの時間帯を作ったり、ゲーム全体の明るさや影の付き方を変更したりできます。
ExplorerからLightingを選択すると、プロパティからさまざまな設定を変更できます。
今回は、Lightingにある主要なプロパティを順番に見ていきましょう。
Ambient
Ambientは、ゲーム内の全体的な環境光の色を設定できます。
例えば、色を暗くすると全体的に暗い雰囲気になり、明るい色にするとゲーム全体が明るく見えるようになります。
ただし、太陽などの直接的な光ではなく、ワールド全体に当たっている環境光を調整する設定です。
ホラーゲームなら暗めにしたり、明るいゲームなら明るめにしたりするなど、ゲームの雰囲気作りに利用できます。
Brightness
Brightnessは、ゲーム内の光の明るさを調整できます。
数値を大きくすると明るくなり、数値を小さくすると暗くなります。
例えば、
Brightnessを高くする
→ 明るい昼間のような雰囲気
Brightnessを低くする
→ 暗い夜やホラーゲームのような雰囲気
というように調整できます。
ゲーム全体の明るさを調整したいときに使う重要な設定です。
ColorShift_Bottom
ColorShift_Bottomは、環境光の下側からの光の色を調整する設定です。
色を変更することで、ゲーム内の光に色味を加えることができます。
通常は大きく変更する必要はありませんが、独特な雰囲気を作りたい場合に利用できます。
ColorShift_Top
ColorShift_Topは、環境光の上側からの光の色を調整する設定です。
例えば、少し青みがかった色にすると、冷たい雰囲気を作ることができます。
ColorShift_Bottomと組み合わせることで、上下からの光の色を調整できます。
EnvironmentDiffuseScale
EnvironmentDiffuseScaleは、環境光がオブジェクトの拡散反射(Diffuse)にどの程度影響するかを調整する設定です。
簡単に言うと、環境からの光がパーツなどの表面にどのくらい影響するかを調整できます。
値を変更すると、オブジェクトの明るさや光の当たり方の見え方が変化します。
細かなライティング調整をしたい場合に使用します。
EnvironmentSpecularScale
EnvironmentSpecularScaleは、環境光による光沢・反射(Specular)の影響を調整する設定です。
値を変更することで、パーツの表面に見える光沢感などを調整できます。
金属のような素材や、光を反射するようなオブジェクトの見た目を調整するときに役立ちます。
GlobalShadows
GlobalShadowsは、ワールド全体の影を有効・無効にする設定です。
チェックマークを付けると、ゲーム内で影が表示されます。
チェックを外すと、グローバルな影が無効になります。
パーツごとに影に関する設定を変更することもできますが、ワールド全体で影を統一して設定したい場合は、LightingのGlobalShadowsを使用します。
例えば、
すべてのパーツに基本的に影を付けたい
→ GlobalShadowsを有効
というように使います。
ゲームの見た目に大きく関係する設定なので、基本的には影を表示したい場合はチェックを入れておくとよいでしょう。
LightingStyle
LightingStyleは、ゲーム内のライティングのスタイルを設定する項目です。
現在のスクリーンショットではSoftになっています。
ライティングのスタイルを変更することで、ゲーム内の光や影の見え方を調整できます。
ゲームの雰囲気に合わせて設定してみましょう。
OutdoorAmbient
OutdoorAmbientは、ゲームの屋外に適用される環境光の色を設定できます。
例えば、青っぽい色にすると、夜や寒い場所のような雰囲気を作ることができます。
Ambientと組み合わせて調整することで、ゲーム全体の色味や雰囲気を細かく変更できます。
PrioritizeLightingQuality
PrioritizeLightingQualityは、ライティングの品質を優先するかどうかを設定する項目です。
チェックを入れることで、ライティングの品質を優先する設定になります。
ゲームの見た目を重視したい場合に利用できますが、ゲーム全体のパフォーマンスとのバランスも考えて設定しましょう。
データ
Lightingには「外見」以外にも、ゲームの時間帯などに関係するプロパティがあります。
ClockTime
ClockTimeは、ゲーム内の時間帯を設定できます。
例えば、
- 0 → 深夜
- 6 → 朝
- 12 → 昼
- 18 → 夕方
- 24 → 0時
というように、時間を指定できます。
例えば、14.5にすると、昼過ぎの時間帯になります。
この設定を変更すると、太陽の位置などが変化するため、昼・夕方・夜などの時間帯を作ることができます。
例えば、
ClockTimeを6
→ 朝
ClockTimeを12
→ 昼
ClockTimeを18
→ 夕方
ClockTimeを0
→ 夜
というように設定できます。
GeographicLatitude
GeographicLatitudeは、地理的な緯度を設定するためのプロパティです。
この設定は、ClockTimeと組み合わせて、太陽の位置やライティングの見え方に影響します。
例えば、同じ時間帯でも緯度によって太陽の位置が変わるため、より現実に近い時間帯の表現を作るときに利用できます。
普段のゲーム制作では、ClockTimeほど頻繁に変更する項目ではありません。
Lightingの設定を使ってみよう
Lightingにはたくさんの設定がありますが、最初からすべてを細かく調整する必要はありません。
まずは、
Brightness
GlobalShadows
ClockTime
Ambient
OutdoorAmbient
あたりから触ってみると、Lightingの基本を理解しやすいです。
例えば、
ClockTimeを変更する
↓
昼から夕方、夜へ変化させる
↓
Brightnessを調整する
↓
明るさを調整する
↓
GlobalShadowsを設定する
↓
影の有無を決める
↓
Ambient・OutdoorAmbientを調整する
↓
ゲーム全体の雰囲気を作る
という流れです。
Lightingを上手く設定すると、同じマップでも昼の明るい雰囲気、夕方のオレンジ色の雰囲気、夜の暗い雰囲気など、全く違った印象に変えることができます。
主要なLightingプロパティまとめ
| プロパティ | できること |
|---|---|
| Ambient | 全体的な環境光の色を設定 |
| Brightness | 光の明るさを調整 |
| ColorShift_Bottom | 下側からの光の色を調整 |
| ColorShift_Top | 上側からの光の色を調整 |
| EnvironmentDiffuseScale | 環境光による拡散反射の影響を調整 |
| EnvironmentSpecularScale | 環境光による光沢・反射の影響を調整 |
| GlobalShadows | ワールド全体の影を有効・無効にする |
| LightingStyle | ライティングのスタイルを設定 |
| OutdoorAmbient | 屋外の環境光の色を設定 |
| PrioritizeLightingQuality | ライティング品質を優先するか設定 |
| ClockTime | ゲーム内の時間帯を設定 |
| GeographicLatitude | 地理的な緯度を設定し、太陽の位置などに影響 |
特に初心者は「ClockTime・Brightness・GlobalShadows」の3つから触ってみるのがおすすめです。

コメント